メルカリShopsで自分の商品を売るコツ!
メルカリShopsはネットショップの経験や知識がなくても、誰でも手軽に始められるプラットフォームです。
特にメルカリである程度の物販のやり取りを経験した人にとっては、少ない資金で小さく始め、少しずつ成長させながら、ネットショップの最低限のノウハウを学ぶこともできます。
今回の記事ではそんなメルカリShopsで私が実践した商品を売るためのコツを書いてみました。是非ご参考程度にお読み頂ければ幸いです。
※手数料も売れないと無料なので、練習するにはもってこいです!
メルカリShopsは、メルカリが提供するオンラインショップ開設サービスです。これを利用することで、個人や小規模事業者が簡単に自分のオンラインショップを立ち上げ、商品を販売することができます。独自のブランドや店舗イメージを構築し、自由に商品を出品することが可能です。ショップを運営するためのインターフェースも使いやすく設計されており、初心者でも手軽に始めることができます。
この記事はこんな人にオススメ
- メルカリShops初心者の人
- ショップを開設したのに売れない人
- さらに売り上げを伸ばしたい人
- 何をすればいいか悩んでいる人
メルカリShopsで売り上げをあげたい!!ポイント解説
メルカリSHOPSでの売上アップ大作戦
メルカリShopsでは、商品のニーズさえあれば比較的簡単にお客さんが商品を見に来てくれる仕組みがあります。楽天やAmazonなどと比較しても、個人的には人が流動的に動く感じがします。
しかし商品を放置しておくと露出が減少し、どんなに良い商品であっても埋もれてしまいます。最低限の対策は必要だったりします。
私個人の経験になりますが新規で20商品ほどを出品して、約50~100人程度の訪問者が何もせずに見に来てくれたことがありました。マジでメルカリスゲーと思いました。
フリマアプリ「メルカリ」の月間利用者数は2,200万人以上、累計出品数は30億品を突破し、多くのお客さまにご支持いただいております。 またメルカリの全カテゴリーを対象に、2022年の取引件数を1年間の秒数で割ったところ、1秒間に7.9個売れていることがわかりました。
まずはメルカリSHOPSの検索アルゴリズムの仕組みを知ろう
アルゴリズムと言われると、なんか難しいなーと思いがちですが、簡単にいえば出品した商品の掲載順位のことです。
検索アルゴリズムとは?
ユーザーが商品を検索した際に、できるだけ関連性の高い商品を表示させる仕組み。検索されたアイテムをランク付けし、最も関連性の高いものからユーザーに提示します。ランク付けは、さまざまな要因に基づいて行われる場合があります。例えば、キーワードの一致度、商品の信頼性、過去の購買行動などが考慮されます。
簡単に説明すると、
検索上位に商品が上がる→商品を見てもらえる数が増える→商品を見てもらえる確率があがる。
なぜこれが大事かというとネットショップでは各プラットフォームで上位に表示された方が商品が見てもらいやすい、売れやすい傾向にあるからです。
皆さんもネットで商品を買うとき検索結果の上から順番に自然と見てると思います!
メルカリShopsでは自身の経験から考えると、以下のような商品が上位表示されやすい可能性が高いと思いました。
①新規に登録した商品: 新しく登録された商品は注目度が高くなりやすい。
②値下げされた商品: 値下げされた商品は、購入のモチベーションが高く注目されやすい。
③「いいね」の数が多い商品: 数が多い商品は人気で多くのユーザーの興味を引きます。
④閲覧数が多い商品: 閲覧数が多い商品は需要があると見なされ上位表示される可能性が高。
⑤商品レビューが書かれた商品: レビューが書かれた商品は信頼性が高く購入意欲を喚起。
⑥適切なキーワードが入った商品:商品名以降のキーワードが関連性が高いと、ヒット。
あくまでも個人の体験談からこんな感じかなーというポイントです!
月商100万店舗が実践してきたポイント
商品ページに訪問してくれる確率を上げるコツ
①見られない、売れない商品は再出品と価格調整
メルカリShopsで商品を販売する上では再出品と価格調整は欠かせない戦略です。見られない商品はそもそも売れることはありません。
メルカリのアルゴリズムは、商品が売れるまでの間表示やランキングに影響を与えていると思います。そのため、定期的な再出品と適切な価格調整が重要です。定期的な再出品によって商品が上位に表示され、購買意欲を高めることができます。
商品レビューが付いている商品は再出品をかけるとレビューは引き継がれないので注意です!
②表示回数の増加を目指すキーワード対策
商品タイトルの付け方例:モバイルバッテリーの場合
人気モデル モバイルバッテリー 大容量 小型 軽量 iPhone Android PSE認証済 ストラップ
モバイルバッテリー
商品の売上を伸ばすためには、表示回数の増加が不可欠です。メルカリでは表示回数が多いほど商品が多くのユーザーに見られ売れる機会が増えます。
そのため、商品タイトルの工夫、説明文の充実など、様々な方法を用いて表示回数を増やすことが重要です。またSNS、ブログなどを活用してさらなる露出を増やすことも有効です。
商品タイトルに季節イベントや検索されるであろうキーワードを盛り込んでみる!
③キャンペーン特集への参加
メルカリShopsでは、定期的にキャンペーン特集が開催されます。
これらの特集に積極的に参加することで、自店舗の露出を増やし、売上を伸ばすことができます。
特にタイムセールなどのキャンペーンに参加することで、ユーザーの注目を集めることができます。
キャンペーン情報は常にチェックしながら売りたい商品との関連度に合わせて参加しましょう!
④メイン画像で興味を引いてクリックさせる
メイン商品画像の品質を向上させ、顧客の興味を引くようにするのもポイントです。どんなに検索上位にあってもメイン画像次第ではクリックされなければ訪問されることもありません。
特にメルカリの場合検索結果が画像の羅列になるので、そこで差別化を図るのもポイントです。
また、商品画像にショップの紹介を取り入れることで、ユーザーに安心感を与え、商品の信頼性を高めることができます。
他のプラットフォームと比べて白抜きじゃないといけないとかルールがないのもメルカリShopsの良い所かもしれません。Amazonの場合はメイン画像は白抜きじゃないとそもそも検索結果にさえ乗りません!
意外とめんどくさいのですが、コツを掴めば地味に効果的です!
商品ページを訪問してくれた際の購入を促すコツ
①商品ページごとでバリエーション、複数在庫を管理
メルカリでは、1つの商品に対して1つのサイズを出品する必要がありますが、メルカリShopsでは、1つの商品ページに複数の在庫を管理することができます。
これにより、同じ商品でも異なるバリエーションや数量を提示することが可能です。顧客のニーズに合わせて多様な選択肢を提供し、販売を促す事ができます。
メルカリShopsでは1商品あたり10個までのバリエーションの組み合わせ登録が可能
メルカリShops最大の特徴かも。メルカリ時代はホントめんどくさかったトホホノホ
②ショップ機能で売りたい商品をカテゴリーごとにまとめる
メルカリShopsにはショップデザイン機能というものがあります。
まずはショップデザイン機能を利用して、分かりやすいカテゴリーメニューを作成しましょう。商品を適切にカテゴリー分けすることで、顧客が目的の商品を素早く見つけることができます。
視覚的に魅力的なショップページは、顧客の興味を引き付け、購入につながりやすくなります。
直観的な操作で簡単!魅力的なレイアウトで商品をPR!
③商品ページの改善には試行錯誤が必要
商品ページの改善は、何度も試行錯誤が必要です。新しいタイトルや説明文を試し、写真のクオリティを向上させるなど、常に変化をさせることが大切です。
例えば同じ商品でもページ構成や写真を変えたりしながらABテストを通じて、どの変更が売上やいいね数に最も影響するかを確認しましょう。
こうした施策を積み重ねながら、最適なページ構成を見つけ出します。
商品画像は10枚まで登録可能なので可能な限り登録しましょう!
商品ページを訪問した後に購入を促すコツ
①ショップをフォローさせる仕組みを活用する
メルカリShopsでは、フォロワーに対して直接メッセージやクーポンを送信することができます。
この機能を活用することで、顧客とのコミュニケーションを強化し、特別なプロモーションを提供することが可能です。顧客の興味を引き付けて売上を促進する手段として有効です。
私はこうして増やした!フォロワー増加のためのクーポン配布作戦
メルカリShopsではクーポンを利用してフォロワーを増やす戦略が有効です。フォロワーがショップをフォローするとクーポンを取得できるような設定が可能です。この機能を活用することで、顧客の興味を引き付け、積極的なフォロワー獲得につなげることができます。
フォロワーさんが増えれば待つだけでなく、攻めのアプローチもできる!!
②「いいね!」がついた商品を値下げで通知
メルカリShopsの仕組みとして「いいね!」がついた商品を値下げすると、お客さまに通知が届きます。この機能は、顧客の関心を引き付け、購買意欲を高めるために非常に有効です。
値下げ通知を受け取った顧客は、気になっていた商品が値下げされたことを知ることができます。これにより、購入を検討していた顧客が商品の購入に踏み切る可能性が高まります。
無料でできる!攻めの一手!!効果てきめん!!
【メルカリShopsガイド】売上アップのコツ動画
メルカリShopsのマニュアル動画は分かりやすくて。一見の価値あり!!
分析ツールはここを毎日見るべし!
メルカリShopsでは、日々のビジネスの健全性や成長を把握するために、簡易的ながらも重要なデータを提供する分析ツールが利用できます。以下は、その主な指標とその重要性です。
商品ページのいいね数と閲覧数
商品一覧ページでは新規で出品してからの商品の「いいね(お気に入り)」数、閲覧数をみることができます。簡易的な数字ですが、この数字だけでも様々な仮説を立てて考える事が出来ると思います。
あくまでも私個人の体験談ですがメルカリではユーザーが流動的に動くため、いいねや閲覧数は市場のニーズを示す一つの指標となります。
メルカリで人気のある商品は、市場での需要が高い可能性が高く他のプラットフォームでも販売することで売れる確率が高い傾向にあります。
私はこんな風に考えた分析方法と対策
いいねと閲覧数が多い商品
特徴: ニーズが高く、検索対策も効果的。
やるべきこと: 値下げや商品ページの改善を行い、購買を促進する。
閲覧数が多いが、いいねが少ない商品
特徴: 検索対策は効果的だが、購買意欲が低い可能性。
やるべきこと: 商品ページの魅力的な改善を行い、購買を促進する。
いいねが多いが、閲覧数が少ない商品
特徴: ニーズはあるが訪問者が少ない。検索対策が弱い可能性あり。
やるべきこと: 価格調整やキーワード見直し、露出増加などの対策を実行し、商品ページの改善を図る。レビューの欠如であれば再出品も検討。
閲覧数も少なく、いいねも少ない商品
特徴: ニーズが低く、検索対策が不十分。
やるべきこと: 商品自体の見直しや再出品を検討し、反応がなければ改善を行う。
最初は商品選定も主観でやっていましたが、メルカリShopsでリサーチ販売することで売れる確率が格段にあがったと思います。
ショップ全体分析ツール
さらにショップ全体の数値も分析ツールで見ることができます。データを継続的にモニタリングし、適切な戦略を立てることで、メルカリShopsのビジネスを効果的に運営することができます。
訪問者数
ショップを訪れた人の数。訪問者数の増加は潜在的な顧客層の拡大につながり、売上げの増加につながる可能性があります。逆に、減少している場合は改善が必要です。
転換率
訪問者が実際に購入に至る割合を示します。ショップページの質を評価する上で重要であり、低い場合は改善が必要です。
購入単価
1つの取引あたりの平均売上高を示します。高い購入単価は収益性の向上に繋がりますが、低い場合は顧客の購買行動を理解し、合わせ買いや高単価商材への誘導など機会を見逃さないようにする必要があります。
新規フォロー数
メルカリShopsの成長を促進するために重要です。新規フォロワーの獲得は将来の顧客層の拡大やブランドの認知度向上につながります。
どのネットショップのプラットフォームでもデーター分析は客観的に店舗を図る指標になります。こうした数字を見ながら施策の優先順位や内容を考えていきましょう!
今回の記事のまとめ
商品ページの改善には試行錯誤が必要であり、定期的な戦略の見直しと分析を通じて、売上を上げるための最適なアプローチを見つけ出していきましょう。
どのコツもどんなショップにも必要な基礎的な部分なので、メルカリShopsを使い倒して練習しましょう。出店料は販売手数料だけなので!!
ネットショップあるある
何か不都合があると何かとシステムの不具合のせいにしたりする。
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
月商100万達成するまでの道のり
- 2020年メルカリ
初心者に最適なフリマアプリ。お家の不用品をノリで売ってみた。メルカリ元来の集客力を自分の力と勘違いして才能があると思い込む。
- 2020年~2021年BASE、STORES、Shopifyなど複数店舗を立ち上げる
メルカリでそこそこ商品は売れるものの売るものがなくなり、本格的にネットショップで自分のお店を持ちたいと思い始める。BASEをはじめ無料でできるショップを立ち上げまくる。
- 2021年~2022年売れない!暗黒時代、半年ぐらいグレる
とにかく売れない時代。在庫はあるが商品が動かない。ジリ貧状態…。会社員時代の貯金がほぼ無くなる。半年ぐらいお店放置してました。
- 2022年メルカリShopsオープン
法人や個人事業主向け版メルカリ。最後のチャンスと思い藁にも縋る想いで出店。これのお陰でネットショップのコツのようなものを掴むことができました。そこそこ商品が売れるようになる。
- 2023年Amazon、Yahoo、楽天店オープン
メルカリShopsで売れた商品を多店舗展開。順調に売り上げは成長。
- 2023年月商100万達成!
とりあえずの目標月商100万達成!!今に至る。